満点の星

コラム 夜明け前 満天の星

朝4時。

少し早めに玄関先を箒で掃いて外に出てみた。

まだアパートから見上げた夜空は暗い。

川の向こうは真っ暗でも、

真上の空を見上げれば、そこには満点の星たちが輝いていた。

まるで絵画のような天然のプラネタリウム。


ここ最近は朝1時に起床しているから、

就寝時間も早く、夜の星空なんて見上げることがなかった。

いつもは朝5時あたりから玄関に出て掃除をするので

ああ、明日から晴れた朝はこの時間、朝4時くらいに出て星空を見上げてみようと

新しい発見にとても嬉しくなった。


若かった頃は星空を見上げてみれば

一番輝く星がグンと近くにある気がしていた。

右手を伸ばせばつかめるような気がしていた。

つながっていると感じていた。

それが遥か昔に輝いた光の残像だとしても

追いつき追い越して時空も空間も全てを超えられた。

叶えられないものなんて何もないだろうと信じられた。


「どんなに暗い夜も星は輝いている」、だったかな、

そんな偉人の名言があった。

星は最初パラパラとだけ見えていても、

ずっと空を見上げていると、ある時からグンと星空が広がり出す。

無数の星たちが姿を現しはじめる。


ぼくの右腕には北斗七星と同じ配置のホクロがあります。

だからと言って何の意味もないのだろうけれど、

昔から面白いなと思い、時々それを見つめている。


早起きは三文の徳。

朝一番で見上げたプラネタリウム。

うん、今日もがんばってみよう。

世界が安全でありますように。平和でありますように。

あなたが幸せでありますように。

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